シアル酸は、治療用たんぱく質の有効性に関わる重要な働きを担います。N-グリカンまたは O-グリカンの非還元末端にシアル酸の有無で、タンパク質の薬物動態と免疫原性に大きな影響を及ぼす可能性があります。したがって、タンパク質医薬品のシアル酸含有量を可能な限り高いレベルで維持できるようにすることと、その管理とモニタリングが必要不可欠です。
アジレント製品は、サンプル前処理から分析に至るシアル酸ワークフローの簡素化に役立ちます。サンプル前処理時間をわずか 5 時間にまで短縮でき、シアル酸残留物を高速の 2 ステップ手順でラベリングし、96 ウェルプレートから直接高スループット分析を行えます。
アプリケーションノート:生物製剤中のシアル酸のプロファイリングと定量向けワークフローの改善
AdvanceBio シアル酸プロファイリング/定量キットの DMB ラベリングワークフローなら、リツキシマブ、エタネルセプト、NISTmAb やセツキシマブをサンプルに用いるサンプル前処理を短縮できます。その方法をアプリケーションノートでご確認いただけます。
ポスター:生物製剤のシアル酸の迅速かつ高スループットのプロファイリングと定量
治療用たんぱく質からのシアル酸の遊離、ラベリング、分析を行うための自動化向けプレートベースワークフローの活用方法をご紹介しています。
ウェビナー:生物製剤の糖タンパク質のグリコシル化とシアル酸分析
遊離 N-グリカン分析用のさまざまな蛍光染料、FLD および MS 検出を行う HILIC ベース分離オプション、シアル酸の定量、分析、LC、FLD および MS によるシアル酸種のプロファイリング、これらのメリットをご紹介しています。ぜひご確認ください。
ウェビナー:生物製剤に含まれる N-グリカンとシアル酸の定量分析向けのマルチレベルワークフロー
LC とともに FLD や MS を用いて 4 つのレベルのバイオ医薬品分析を可能にする包括的な N-グリカン定量ワークフローソリューションや、総シアル酸の定量の新たなワークフローをご紹介しています。ぜひご確認ください。