ラボのスムーズな移設には計画が不可欠

現在、全世界が直面している事態のために、計画に遅れが生じている企業もあるかもしれません。また、ビジネスの成長が次のマイルストーンに到達していない企業もあるでしょう。今はラボ移設に適切なタイミングではない、という理由はいくつも考えられます。しかし、ラボの運用改善について検討しているのであれば、次の一手を考える絶好の機会と言えます。

準備を整えるために必要なもの

機器や資産に関して言えば、移設について考えるのは難しいことではありませんが、問題は予期できないさまざまな原因によって発生します。新しいサイトに適切な電力供給があり、機器のベンチの近くに正しいコンセントがあるかどうか。移設前のテスト時や、新しい施設でのセットアップ中に試薬を使用できるかどうか。問題を解消するまでに数日の追加ダウンタイムが必要になった場合はどうするか。アジレントの調査により、ダウンタイム 1 日で機器あたりのコストが 9,000 ドルに達する場合があることが分かりました。機器の多いラボでは、たちまちコストがかさんでしまいます。

Agilent CrossLab 移設サービスのプロジェクトマネージャに作業をお任せください。数千ものお客様に対応してきた実績から、移設に影響する可能性のある障害を、事前に特定して解消することができます。つまり、移設を計画どおりに進められるということです。

移設の完了が終わりではありません

Agilent CrossLab エンタープライズサービスでは、業界のエキスパートが強力なツールを駆使して、ラボで直面する課題に取り組むための最善のアプローチを提案するとともに、綿密に計画されたソリューションの策定を支援し、ビジネスの目標を達成できるようにします。

在庫調査はアジレントにお任せください

所有機器を把握することで、情報に基づいた、データ主導の意思決定が可能になります。設備投資予算から何を購入すべきか、運用予算を最大限に活用するにはどうすればいいかを、より明確に、より効果的に判断できます。さらに、不要になったラボ資産の売却、下取り、リサイクルによって、隠れた価値を認識する機会も得られます。

機器の在庫が不正確なラボの場合は、移設の一環として在庫を確認するチャンスです。Agilent CrossLab 在庫管理サービスは、基本的な作業であるラボ資産の特定から行います。

在庫の把握は、包括的な資産管理プログラムの基礎になります。機器数に関する正確な情報によって、ラボの機能を大幅に強化することができます。